特殊技術,SPECIAL TECHNOLOGY
超音波探傷試験 U T
スパイラルスルー
大径配管の全周架台内、防止堤コンクリート内の減肉調査
防止堤配管だけではなく、コンクリート架台部の減肉評価や超大径管のサポート部の減肉評価等に多用されています。
▶原 理
- 超音波を斜め周方向に送信して一周した波を受信し、そのエコー高さの変化を利用して、減肉量(残肉)を推定。
- 周方向へのスライドで全面探傷が可能。
- 弊社独自の探傷要領と検量線を使用しているため的確な減肉評価が可能。

▶特 徴
- 超音波の斜め周方向への伝播を利用。
- 斜角2探触子法。
- 検査部位の健全部を対比基準点とするため試験片不要。
- 吊バンド、全周架台、コンクリート内等の検査困難な隠れた部位への適用効果が高い。
- 吊り上げやコンクリートはつり工事に伴う漏洩事故の未然防止。
▶検査内容
- 検査スピード: お問い合わせください。3 人/日(配管径、移動距離等で変化)
- 減肉評価:減肉率%、残肉評価。別途、超音波厚さ測定および随時、目視検査。
- 隠れた部位や超大径管は他の非破壊検査では検査不可能。
